福永 善之
![]() 【2021年】 町長や町民からの提案に反対・棄権した事案について、議場内で反対討論しました。 ただし、関連した事案への反対討論は、省略しました。 賛成した事案は、私が賛成する位だから有権者の皆さんも賛成すると考えており、掲載しません。
内容を詳しく見る +
@ 1月臨時議会【議案1号】
A 3月定例議会【陳情1号】 B 3月臨時議会 C 5月臨時議会 D 6月定例議会 E 7月臨時議会 F 9月定例議会【議案57号】 G 11月臨時議会【議案67号】 H 12月定例議会【議案83号】 I 12月臨時議会【議案85号】 議案1号 工事請負契約の締結について(清掃センター解体工事) 【討論せず】 陳情1号 保育士の全面パート化につながる短時間勤務保育士の活用促進ではなく、保育所職員の配置基準改善・処置向上のための必要な措置を求める意見書の提出を求める陳情 【討論せず】 議案57号 消防団への消防車の購入契約の締結について 反対の理由は、2点あります。 1点目は、面積約14㎢の当町には、常備消防である消防署が出張所を含め2か所設置されており、消化に対する体制は完備されておると考えます。 よって、非常備消防で消防自動車を14台完備する政策の見直しが必要です。 2点目は、気候変動により、世界的に自然災害が発生しており、当町では、自然災害の種別では、今後、水害に直面する可能性が高いと考えます。 消防自動車に税金を使うのではなく、ハード面として、緊急避難施設の新規設置場所の確保、ソフト面として、自然災害が発生した場合に備えた、緊急時にボランティアとして対応できる人員への実務的な訓練の実施、など、ハード面・ソフト面に税金を投下するべきです 議案67号 一般会計補正予算について(18歳以下に対し、5万円の給付) 反対の理由は、2点あります。 1点目は、選挙の度に、税金をバラマクような習慣を終わりにするべきと考えます。 2点目は、公平性の観点から、税金をバラマクなら、国民全員に支給するべきと考えます 議案83号 指定管理者の指定について(福祉センターの運営を社会福祉協議会に指定するもの) 指定管理者制度は、平成15年に地方自治法が改正され、作られたものです。 主旨は大きく二つあります。 一つ目は、民間のノウハウを活用し、コストの削減を目指すもの。 二つ目は、能力のある事業者に幅広い参入の機会を与え、福祉の増進を目指すもの。 地方自治法の改正前は、粕屋町より事業者に対し、業務委託をしていましたが、改正後は、事業者に、住民ニーズをもとに事業内容を選択する権限を持たせてあります。 また、改正後は、議会の議決が必要になりました。 粕屋町は、平成18年に公募を行いましたが、それ以降は、5期連続して同じ事業者に管理を任せてあります。 選定に当たり、私は、町民に対し、公平性・公正性・透明性の観点から、複数による公募が原則、と考えます。 今後も公募をせず、同じ事業者が管理者として、半永久的に選定され、新規の参入が難しくなるのではないか、と考えております。 反対の理由は、公募がなされておらず、この事業者の良し悪しの判断が出来ません 議案85号 一般会計補正予算について(18歳以下への5万円の給付) 12月の臨時国会で政府提案の補正予算、総額35兆9,895億円の財源は、約60%の22兆580億円が赤字国債です。 その中には、18歳以下への10万円の費用として、1兆2,162億円が計上。 今回、粕屋町が行う18歳以下への10万円の給付の費用は、全て国庫負担であり、形上は、粕屋町の負担はありません。 肝心な事は、国が出そうが、粕屋町が出そうが、原資は税金ということです。 先に述べた通り、10万円給付の財源の一部は、赤字国債、将来へのツケとなります。 赤字国債は返済していかねばならず、後ほど、色々な形で国民に負担増となる請求書が廻ってきませんか。 例えば、消費税の増。 例えば、既存の税の増。 この度、18歳以下の子供たちに対し、大人の説明が抜けてないでしょうか。 今の政治に文句を言えない子供たちに、ツケの説明なく、大人が決めていくやり方に、私は賛同できません。 最後に、11月の臨時議会で、18歳以下への先行した、5万円給付の議案に対し、私は反対表明しました。 再度、反対の理由を2点申し上げます。 選挙の度にバラマキを提案するような風習は変えるべき。 税金をバラマクなら全国民に一律給付するべき |