福永 善之
![]() 一般質問《2023年》 議会の会議は、定例会と臨時会の2つあります。 定例会は、3月・6月・9月・12月の年4回の会議です。 臨時会は、必要な時に開かれる会議です。 このページは、定例会における、福永が粕屋町に対し質問した内容です
3月議会 +
@ 給料は上がらず、物価が上がり続ける現状について 動画配信 【質問内容 @】 給料は上がらず、物価が上がり続ける現状について 《質疑の詳細》 日本人の平均給料が30年近く400万円台で推移している。 国税庁が公表した令和2年度は、433万円。 消費者物価は、ロシア・ウクライナ戦争の影響でガソリンなどの燃料代が高騰。 昨年末からは、食料品・生活用品を始め、多種多様のモノが値上がりしている。 財務省が公表した令和4年度の国民負担率(給料に占める税金と社会保障費の割合)は、47.5%。 給料の約半分は、強制的に行政サービスの原資となり、若者が20万円の給料から。10万円で生計を立てることになるのだが、これで一人暮らしをして家賃が払えるかね。 結婚して子供が持てるかね。 コロナの影響で3年間、事業が執行されなかった予算があるが、町民生活に影響がない予算は、削減すべき。 最低限、賃金上昇が消費者物価指数を上回るまでは、歳出削減を進めるべき。 町民の購買力が低下している現状、町民税の減税を提案する。 しかし、町の答弁は、町民税は町の大事な税収であり、率をいじることは出来ない @ PTAの任意加入について A クールビズの通年化について 動画配信 【質問内容 @】 PTAの任意加入について 《質疑の詳細》 今まで、PTAへの入会は強制加入であったが、2023年4月から入会意思を書面で取ることが実施された。 私が議会で、6年間、訴えた件だ。 毎年、恒例化したPTA行事の中で、ある講師を呼び講演会を開くことが今の時代に合っているのか。 自分に興味があったり、自分に必要な情報がネットで簡単に取れる時代に、PTAが音頭を取り、講演を聞きましょう、という時代ではないだろう。 PTAに補助金を出している教育委員会からは、社会教育団体であるPTAに口出しできない、とあったが、補助金を出しておいて口出しできないとは如何なものか、と申し上げた。 PDCAサイクルで、事業評価をし、翌年度に補助金をつけるかどうかの判断をしなければ、半永久的に補助金を出し続けねばならない旨、伝えておいた。 任意団体のPTA会費と学校校納金が同じタイミングで校納金袋により徴収される。 別団体にも関わらず、仮に、担当職員によるPTA会費の横領が発生した場合の責任について問いただす 【質問内容 A】 クールビズの通年化について 《質疑の詳細》 庁舎内のノーネクタイ・ノー上着の取り組みは、5月1日〜10月31日。 電気代など、省エネに向けて、通年の取り組みを求める。 また、議場内だけ、夏場に上着を着用する風土の改善を求める。 議場内は、神聖な場所、という理由で、エアコンをガンガン冷やし、蒸し暑くとも上着を着用せねばならない、という矛盾したルールの見直しを求める @ プレミアム商品券について 動画配信 【質問内容 @】 プレミアム商品券について 《質疑の詳細》 毎年、慣例となったプレミアム付き商品券事業。 20%分のプレミアム分は、税金が原資だ。 日常購入品以外のモノを買う分には、経済効果が期待できるが、プレミアム分が日常購入品に使用されているのであれば、経済効果はない。 一度、予算化したら止められない、典型的な事業だ。 町民の10%の世帯しか購入できないという不公平感もある。 カネをバラマク余裕があるなら、全町民に対し公平に分配すべし、また、バラマキよりも町民税の減税をすべき、 と提案するも町は継続したい、との考えだ @ 移住支援事業について A MOA美術館粕屋児童作品展について 動画配信 【質問内容 @】 移住支援事業について 《質疑の詳細》 3大都市圏(東京圏・名古屋圏・大阪圏)から粕屋町に移住してくれるために、税金というアメをぶら下げて呼び込む事業。 粕屋町は、30年近く、人口も世帯数が右肩上がり、福岡市に隣接するベットタウンとして、町内には、JR駅が6つ、博多駅や天神へのバスを始め公共交通機関が発達している。 私の自宅から、博多駅まで自転車で約20分、天神中心部まで約30分、交通圏内。 生活していくにはとても住みよい町だ。 多種多様な病院が充実、日用品・食品のスーパーも多く点在し、私の感覚から言えば、自動車を持つ意義があまりない。 若者だけでなく、高齢者にとっても凄く住みやすい土地柄だろう。 そんな粕屋町において、補助金を出して迄、大都市から人を呼び込む必然性は感じない、税金の無駄だ。 さらに、補助金を貰う移住者へのペナルティーは緩い。 3年以上住むこと、及び、1年以上就労すること。 補助金を出す余裕があるなら、減税すべきと提案するも。 しかしながら、行政側の答弁は、この事業は意義がある。 来年度以降も継続事業として続ける 【質問内容 A】 MOA美術館粕屋児童作品展について 《質疑の詳細》 作品展の主催者は、公益財団法人岡田茂吉美術文化財団であり、1935年に岡田茂吉氏により設立された世界救世教の関連団体とある。 この作品展の応募対象者は、小学生(1〜6年生)。 憲法20条は、公立学校の宗教的中立をうたってあり、また、特定の宗教教育や宗教活動を禁止している。 主催者の母体が宗教団体と考えられる中で、宗教と公教育の関係を質問した。 行政側の答弁は、国に認可された公益在位団法人と宗教団体は別人格であり、問題ない |